5月30日(水)
 朝起きたとき少々頭痛がしていた。やっぱり普通とは違う。酸素が薄いからだろう。いっぽう、昨日苦しんでいた家内の様子を聞くと、具合はよくなったという。高山病の症状はなぜ起こったり治まったりするのかがよくわからない。とりあえず朝食とりにレストランへ行く。洋食のバイキングで何でもあるのでありがたかった。お粥を中心に少し控えめに食べた。食事が終わる頃には頭痛もなくなっていて助かった。 
                  
        ラサ一番の高級ホテル拉薩飯店              バイキングの朝食には欧米人も多かった

 ホテルを出てバスに乗る前に少し散歩した。空気がとてもさわやかで、乾燥していることがよくわかる。酸素が薄いことは感じではわからない。ただ動くと息が切れる。見上げると紺碧の空で、まさにチベタンブルーのすばらしい青だ。近くに見える岩山が、異様な感じで立ちはだかっていて、神秘な感じをそそる。

 ラサでの観光のはじめはノルブリンカ(宝の公園という意味)で、拉薩飯店のすぐ近くにあった。7世以降のダライ・ラマの夏の離宮などがあり、お祭りなどの時にはチベット人の宴会の場所にもなる。生い茂った森と、金色の建物に面した広場では、天幕を張って、歌い、踊り、飲んで陽気に楽しむのだそうだ。中心の建物は法王ダライ・ラマ14世が1959年3月にインドに亡命する直前まで過ごしていた宮殿で、実に豪華な造りになっている。

  ノルブリンカの入口の門          祭りの広場から見た宮殿の一つ      ダライ・ラマ法王が住んでいた宮殿(拡大)

               

 現在チベットでは、若者の間でオートバイが人気だそうで、ノルブリンカの門の前に1台止めてあったのを写した。懐かしい型式のもので、前輪の上のプレートがユニークだ。そしてその向かいにある建物がチベットの普通の家のようだ。壁はすべて近郊の岩山の石を積んで固めてある。
                   
       チベットの若者の間では今オートバイが流行(拡大)        チベットの家は石が中心の壁だ

             前のページへ     次のページへ     TOPpageへ     INDEXpage へ