天空列車で行く
世界の屋根 チベット2000kmの旅 8日間
                         2007.5.27〜6.3
5月27日(日)
 タシデレ!(こんにちは)チベットへ行くぞ!!関空の団体受付に集まって来た年輩のおじさんたち。中には熟女も混じっていたが。みんな元気がいい感じだ。この時期に8日間かけて海外へ出かけるとすれば、どうもみんな仕事はもうすでにリタイアした人ばかりだろう。白髪の目立つ人が多いのがせつない。                                     
 14:00出発予定の中国国際航空のCA928便は、やや遅れて関空を飛び立ち、久しぶりの空の旅が始まった。あいにく窓側の席に座れなかったし、それ以上についていなかったのは、ビデオカメラが「つゆがつきました」の表示が出て、使用不能になってしまったことだ。いつもなら出発前の様子や、空からの眺め、そして着陸前の北京の風景を写したりするのだが、今回はそれができず、座席のテーブルを出して、その上にカメラを置き、露が乾くのを待つ羽目になってしまった。

 北京空港では国内線の西寧行きに乗り継ぎのためにとても忙しく、小走りで搭乗口へ急いだ。久しぶりの北京空港だったので、懐かしかったが、それを楽しんでいる余裕はなかった。西寧への中国南方航空の飛行機は30分ほど遅れて出発した。しかも座席がうまく調整できず、家内と初めて離れた席になった。両隣に人が中国人で、現地の新聞を読んでいたが、機内食が出るとき、アドバイスをしてくれて助かった。「謝謝!」と言って別れた。西寧に着いたのは21:25ごろだった。バスに乗り換えてホテルへ急ぐ車窓に、西寧の夜景が見えた。明日からの観光が楽しみだ。

            
     北京まで乗った中国国際航空928便          西寧の天年閣飯店には夜遅く着いた  
 幸いなことに、ビデオカメラの使用が可能になり、少し夜景も撮れた。ホテルの青海天年閣飯店もいい感じだ。ここですでに標高2400mを超えているので、速く動くと少し息苦しい感じがした。いよいよ明日からこの高度への挑戦が始まる。高山病にかからないために自重して臨みたい。

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