3.男はみんな口ひげを生やしている
 気がつかなかったが、よく見ると男はみんな口ひげを生やしている。ガイドのナナさんに聞くと、男の象徴だからみんな生やすのだそうだ。髪も口ひげも眉毛も睫 毛も目も顔もみんな黒い。
4.カイロは埃高き砂の街だ
 まるで吹き降りの雨か、吹雪のように砂嵐が吹き荒れて、眼も鼻も口もジョリジョリの砂だらけになる。こんな街では暮らせない。日本にカイロ。
 今日の昼食は、ギザのクフ王とカフラー王のピラミッドが見えるレストランで、シシカバブを食べた。串焼きにした肉を、串から抜いて皿に盛ってくれた。スパイスのよく利いた味の焼き肉だった。


ギザの街から見えるピラミッド

その後、居眠りしながら、サハラ砂漠を走り続けて、アレキサンドリアの街に着く。

 

 
沈む太陽は砂嵐のためにまるで月ほどしか輝かない


アレキサンドリアへの高速道路は砂漠を貫く

 アレキサンドリアは、クレオパトラとシーザーが暮らした街だと思うと、何となくムードが違う気がする。地中海を隔てた、ヨーロッパの香りがするようだ。
 ホテルに着いて驚いた。道路を隔てて地中海の怒濤が、恐ろしい勢いでうち寄せていて、ホテルにまで迫って来そうに見える。


ホテルの下には地中海の波が打ち寄せていた

 夕食はフィシュのディナーだったが、少々疲れ気味で、食欲がなかった。部屋も少し寒い感じだ。カイロは暑かったのに、アレキサンドリアはかなり気候も違うようだ。

12月29日(日)

 アレキサンドリアの冬は結構雨も降るらしく、朝、かなり激しい雨が降った。貸し切りバスをパトカーが先導してくれたが、以前中国の西安でパトカーに先導されたほどの迫力はなかった。街がそれほど渋滞していないからだろう。
 グレコローマン博物館の見学が午前中のメーンで、ここでのビデオカメラの持ち込みは150£E(4500円)も取られるので、惜しかったけれど持ち込みを断念した。実際中に入って見ると、ビデオで撮らなければいけないほどのものはなかった。見学したのは次のようなものだった。
@ミイラ (多数)  
A赤花崗岩に彫られた死者のレリーフ
Bワニのミイラ
C印鑑(多数)
D棺に入ったままのミイラ
E王の副葬品で召使いたちの石像(401体)
Fミイラのお面(各種)
Gアントニオの大理石像
Hジュリアス・シーザーの胸像
I大理石像の石棺の蓋
Jキューピッド(ギリシャの愛の神)
K彫刻入りの大きな石棺
L風呂の浴槽で死後お棺になるもの
Mコインホール(夥しい数のコインやその製造のための鋳型など)
N金細工の装飾品や美術品


グレコローマン博物館の入口



 

 

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