チャナッカレのホテルを7:30には出発し、フェリーでダーダネルス海峡をアジア側からヨーロッパ側へ渡る。ダーダネルス海峡では第一次世界大戦でイギリスとトルコが戦い、アタチュルクの指揮のもと勝利し、トルコの建国が成立したことで有名。敵と物を与え合ったり、死者を交換したりして、平和的な戦争だったという。そしてアタチュルクはトルコの建国の父として英雄となった。そのとき流れた血の赤に、月と星が映った姿がトルコの国旗の図柄となったという。イスタンブールに入るとさすがに大都市の雰囲気が溢れる。アジアとヨーロッパの架け橋であり、文明の交差点でもある。際限のない観光地を前に、わずかな時間しかないのが悔やまれる。まず最初はトプカプ宮殿の見学をした。