コンヤ平地を後にして、地中海のアンタルヤへ向かう。暑くなりそうだ。道路脇には赤松林が広がっている。そしてやがてコンヤ平地とは対照的なタール山脈を越える。硬そうな岩の山が連なり、中腹から上は雪を頂いている。かなりの標高の峠を越え、やがて地中海に面したアンタルヤへ入る。アタチュルク像のある広場からイヴリ・ミナーレに近づき、旧市街カレイチを眺め、ハドリアヌス門から旧市街へ入り、土産物の店の通りを抜けると地中海が広がっていた。地中海のほとりに雪山があることをこの目で確かめた。昔、絵画でこの風景を見て、不思議に思っていたが、実在する風景だったのだ。
3月31日(木)
コンヤ〜アンタルヤ