コンヤ平地を後にして、地中海のアンタルヤへ向かう。暑くなりそうだ。道路脇には赤松林が広がっている。そしてやがてコンヤ平地とは対照的なタール山脈を越える。硬そうな岩の山が連なり、中腹から上は雪を頂いている。かなりの標高の峠を越え、やがて地中海に面したアンタルヤへ入る。アタチュルク像のある広場からイヴリ・ミナーレに近づき、旧市街カレイチを眺め、ハドリアヌス門から旧市街へ入り、土産物の店の通りを抜けると地中海が広がっていた。地中海のほとりに雪山があることをこの目で確かめた。昔、絵画でこの風景を見て、不思議に思っていたが、実在する風景だったのだ。
3月31日(木)
コンヤ〜アンタルヤ                                         

 


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コンヤからアンタルヤへは雪山を縫う峠を越えた(拡大)

正面のキリストの誕生の彫刻(拡大)

 

 

 街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。

アンタルヤの旧市街は18世紀の建物でサフランボルに似ている(拡大)
アンタルヤへ着くとまずイヴリ・ミナーレを見た(拡大)
旧市街の入口にある3つのアーチが美しいハドリアヌス門(拡大)
地中海のほとりに雪を頂く山が見える(拡大)