3月29日(火)
カッパドキア
 目が覚めてみると今日も好い天気だ。思う存分カッパドキアを見る日だ。早く起きて散歩に出る。カッパドキアのヒルトンホテルは澄んだ冷たい空気に包まれていた。

 まずカイマクル地下都市を見て、それからトルコ絨毯の工場見学をして、ウチヒサル城へ行き、昼食後、陶器の工場を見学して、あとはカッパドキアの写真スポットを回るという日程だ。

 


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カイマクル地下都市の入口の標識(拡大)
カッパドキアのヒルトンホテル(拡大)

正面のキリストの誕生の彫刻(拡大)

 

 

カイマクル地下都市の内部の様子(現地の絵はがきより)(拡大)

 街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。

トルコ絨毯の工場の標識(拡大)
 イスラム教徒の迫害から逃れて、キリスト教徒たちはこのカッパドキアを利用した。凝灰岩は比較的軟らかくて掘りやすい。そこでこの地に地下都市を造って隠れ住んだのだ。教会や修道院まで造って。    そのあとトルコ絨毯の工場に見学に行った。中国の絨毯と違って、とても長持ちのする高級なトルコ絨毯の秘訣は、織るときに縦糸に2カ所巻き付けるところだと、実演して見せてくれた。たしかにその分しっかりと編み込まれる。  
女の人が手作業で絨毯を織っている(拡大)
日本語で絨毯を売り込むのがうまい(拡大)