この日はアンカラを後にボアズカレに向かう。200kmほどのドライブだ。ボアズカレではハットウシャシュとヤズルカヤという世界遺産の遺跡を見学した。ハットゥシャシュの遺跡は古代ヒッタイト帝国の首都で、頑丈な大きめの石で作られた都だったようだ。紀元前18世紀ごろの遺跡としてはとても保存状態がよい。粘土板の発見により、エジプトのラムゼス2世とヒッタイト王3世とは平和条約を結んでいたということがわかっている。
街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。
3月28日(月)