7月23日(日) 晴れ

 グラナダ→セビーリャ

 グラナダのアルハンブラ・パラドールを7:30に出発。タクシーでRENFE(電車)の駅に着く。セビーリャ行きの切符を買って、軽い朝食(カフェオーレとパン)を食べ、電車に乗った。



 

リュックを背負ってRENFEに乗る


 ほとんどの風景が、コルドバからバスでグラナダへ来るときと同じだった。波のようにうねって広がる丘陵に、オリーブの木が列を成す。日本だと、耕地といえば水田。スペインではオリーブ園というところか。湿潤と乾燥がもたらす違いだ。スペインのこの辺りには、どこをどう探しても、森や林は見あたらない。

 セビーリャへ12:00過ぎに着き、まず、アルカサルへ入る。異国情緒たっぷりのイスラム文化の回廊式(パティオ)宮殿は見事というほかはない。特に陶器の壁が美しかった。アラベスク模様に彩られた絢爛たる装飾は目を見張るものがある。


 エキゾチックな感じのアルカサル


  

パティオを取り巻くアラベスク模様の柱


 

青い陶器のタイルを張った壁が美しい


 続いてすぐそばのカテドラルに入る。トレドでもコルドバでもカテドラルは見ていたので珍しくはなかったが、このカテドラルは、バチカンの聖ピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ、世界第3のカテドラルだということで、壮大だった。



 

世界第3のセビーリャのカテドラル


 その後ホテルへ。Goyaというオスタルはサンタクルス街の入口近くにあり、こじんまりして気楽なホテルだ。オスタルというのは、ホテルよりも格安で、バックパカーにはもってこいの宿だ。パラドールとの差があまりにも大きくて、それがまた楽しい。

 荷物を置き、シェスタにあわせて私たちも昼寝をする。2時ごろから6時ごろまで、何も忘れて夢の世界に遊んだ。




Goyaというオスタルのフロントで

 

 


      

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