夕方6:00ごろホテルを出て、マリア・ルイザ公園に面したスペイン広場の、スペイン宮殿に行った。半円形で左右対称の見事なレンガ造りの宮殿が、目の前に立ちはだかる。圧倒されるしかない。紺碧の空と赤いレンガの対照が私たちの目には眩しい。
スペイン宮殿をバックにした康二
堀には橋が架かり、宮殿と同様、アラベスク模様の陶器がはめ込まれていて、とても豪華な感じだった。1929年にアメリカ博覧会の会場として建てられたということだが、もっと歴史的な建物の雰囲気をもっている。
スペイン広場を後にして、グアダルキビール川の沿岸に出た。そこで対岸に黄金の塔の見えるレストランに入り、スペイン料理をいただく。
スペイン料理は濃い口の味で美味しい
レストランから眺めた黄金の塔
レストランの屋外のテラスからは、川面に浮かぶ遊覧船が見え、対岸には黄金の塔も聳えていた。
黄金の塔は正十二角形の塔で、13世紀ごろ、川の通行を検問していたところだそうだ。
食事は、パエリアという、シーフード入りの焼きめしといったものと、シーフードサラダで満腹になる。そのあと、のみの市のようなバザールを見て歩き、夕陽に映えるグアダルキビール河畔の散策を楽しんだ。
グアダルキビール河畔の街を歩く 夜9時なのに明るい
夜は再びEL PATIO SEVILLANO というところで、フラメンコを見た。コルドバのフラメンコよりずいぶんショー的だった。
セビーリャのフラメンコ