定陵の華麗な門
定陵の地下宮殿に入る
こんもりとした緑に覆われた陵道はどことなく神秘的だ
定陵を後にして、再び北京中心部へと向かう。8年前に初めて北京に来たときは、何もかも新鮮で印象的だったが、思い返してみて、今回違っていると思うことがある。
@ビルが乱立し現に建設ラッシュだ。
A裸でたむろする男たちがいない。
B服装がよくなり日本とあまり変わらない。
C車が多くなりその分自転車が減っている。
D「1,000円!」と叫ぶ売子が減っている。
でも北京での通勤の60%はまだ自転車で、中には片道2時間もかけて通っている人もいるという。中国の女性がスマートなのは、こういう生活のせいではないかと、ガイドの曾さんは言う。冗談のうちだろうが・・・。
北京は今、スモッグに悩んでいる。一日中どんよりと霞んでいる。
北京も車天国になりつつある
夕食はラストエンペラーとなった溥儀の別荘だったという御殿のレストランで、麺類のフルコースだった。日本人向けの味付けだったので、美味しくいただいた。
ラストエンペラー溥儀の別荘だった御殿の食堂
今日はもう一つ、思いがけない楽しみがあった。今まであまりチャンスがなかった、屋台の夜店を、食べ歩くことができたことだ。蛙の串あげが2元(25円くらい)。担担麺5元。イチゴの飴あげ5元。どれもけったいな味だったが、現地の価格で食べることができたのが嬉しい思い出になるだろう。
屋台が延々連なる北京の屋台通り
焼き魚も香辛料がたっぷりかけられる
蛙も美味しいネタの一つ
蛙を食べてご満悦