北京4日間
1999.3.25〜28

3月25日(木) 曇り

 昨日まであわただしく過ぎて明けた25日、朝風呂に入り、準備を整えてタクシーで津山駅まで出て、高速バスで大阪へ向かう。
 それから関空特快ウイングライナーで13:00前に関空に着く。車で来ることの多かった関空が、バスでは結構遠く感じられた。
 ツアー会社の団体受付で点呼を受けると、2班の代表で団体ビザを預かるという大役を与えられてしまった。上海で入国審査の時、名簿順に並んでもらい、先頭で通 関するという役目だった。少しばかり緊張したが、何とかクリアーできてほっとした。


上海空港へは入国審査のためだけに立ち寄る

 上海虹橋空港は春休みということもあってか旅行客が多く、ゲートに大勢の人が並んで混雑し、とても暑かった。
 時差はわずか1時間。気温は19°Cということだった。暮色濃い上海の街は8年前に来た時と変わっていない感じだ。
 看板などが目に入るとどうしても漢字の略字体が気になる。せっかく偏(へん)と旁(つくり)で、意味と読みを表すように作られているのに、それが壊されてしまっている。
 再び上海を発って、北京へ向かう。途中で上空の夕焼けが青みを帯びて、燃えるようなオレンジ色が幻想的で美しかった。

 機内での夕食はシーフードのどんぶり風のご飯とパンとサラダなどだった。ビールとワインを飲んだ。機内食とアルコール飲料が私たちの旅行の楽しみの一つでもある。
 爪楊枝が中国では両方とも尖っているというちょっとした違いが、外国を実感させてくれて嬉しい。
 北京にはp.m8:10に着いた。迎えのバスに乗り、30分ほどでホテル五洲大酒店に着く。例によって北京の街は一様に暗い。バスの中で両替をしてもらう。現地のガイドは曾広如さん。眼鏡をかけた中国美女?だ。


北京空港の滑走路へ降りる

 両替は1元が14円のレートで、1万円が687元というのは、少し手数料を取ってある。


中国人ガイドの曾さん

 ホテルの部屋は1667号室できれいで広い。16階なので街の見晴らしもよい。ここに3日間泊まるのは嬉しい。ポーターに100円のチップを渡し、スーツケースを受け取る。夜10時を過ぎていた。


ホテルから見る夜景は夜にも関わらず車の列だ

 ホテルの窓から夜景を眺めると、夜にも関わらず車の列が続き、中国千年のいにしえの都北京も、どんどん近代化している様子が分かる。

広い自転車専用道路が羨ましい 

 
 
 


 

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