午前中で市内観光を終え、いよいよクルーズ船に乗るために港にバスで乗りつける。受付の建物の中は人が一杯でごった返し、どれほど待つのだろうかと心配したが、窓口が多かったので、比較的早く乗り込むことができた。シーパスカードを受け取り、部屋にはいると、振り当てられた部屋は特別広い部屋で幸運だった。
早速船を探検し、船内を物色した。デッキからはモンジュイックの丘が目の前に横たわり、オリンピックのマラソンで有森裕子がエゴロワとデッドヒートを演じて、銀メダルを取ったこと。ゴールした後、エゴロワに花束がないのを見て、自分のを一束与えて祝福したことが話題になり、地元では金メダルの優しさだといって讃えたという話を思い出した。