世界旅日記25
地中海クルーズ
ナビゲーター・オブ・ザ・シーズ号で行く
「南仏とサルディニア島・シシリー島クルーズ8日間」
2009.5.22〜5.29
著者 : 小松 徹
まえがき
ー毎朝荷物をスーツケースに詰めて運び出す煩わしさがないーこれがクルージングの旅の一番いいところだと思う。持ち物は部屋に広げっぱなしで、寄港地の観光に出かける。帰ってくるとそのまま部屋でくつろげる。少し歩けばプールやレストランやシアターがある。デッキで海風を感じながら島々を眺めて楽しむこともできる。フィットネススタジオもジョギングコースもロッククライミングの壁もある。周りがすべて英語などの外国語の会話でなぜか気楽だ。特に今回は3000人以上の乗客の中に日本人は私たちのグループ31人だけということで、船内では滅多に日本人には会えない。だから英語の勉強になる。ほとんどが欧米人でよく食べ、よくしゃべり、多くの人が肥っている。その肥りは半端ではない。悲惨な姿に思えるのに、平気でおおらかだ。私たちも負けじとよく食べ、よく動いて、楽しんできた。その一部をここに紹介します。