12月26日(火)小雪のち晴れ

 朝、早めに起き、朝食も早めにとり、バスを変更する交渉もうまくいって、順調に荷物をまとめ、少し遠かったけれど、Leviホテル前まで荷物を運んで、バスを待った。ところが9:45発の予定のバスがなかなか来ない。やっときた1台のバスに、「ロバニエミ?」と尋ねたら、「ノー」という返事。それから2、3時間待ったが、とうとうロバニエミ行きのバスに乗り損ねた。それで大いに予定が狂い、結局もともとの予定だった15:00のバスまで待つことになり、康二と二人でスキーに行くことにした。
 Leviスキー場はすぐ裏なので、3時間のレンタルスキーと、リフト券2枚で230FMRKを購入。気温が-12°C ということで一昨日とは大違い。それほど寒くないし、スキーはよく滑るし、地元のスキーヤーも結構多くて、負けないように張り切って14時頃まで滑った。暗くて寒い中を、地元の人たちは平然と楽しんでいる。馴れると暗さも寒さも苦にならないのだろう。現地の日本人の一人、ガイドのみどりさんは、「夏の方が日が暮れないのでいらいらします。」と話していた。なるほどそうかもしれない。
 やっと15:00のバスに乗り、これでロバニエミへ行けると安心したら急に眠くなり、バスの中ではほとんど眠っていた。
 目が覚めるとロバニエミの近郊まで来ていて、民家が点在し、窓に飾ってあるイルミネーションが可愛く輝いていた。あたり一面 は雪の大平原である。
 街に入ると、街灯の多さと明るさが目に付いた。空が暗い分、照明を多くしてあるという感じだ。

                   

ロバニエミの街はイルミネーションが多い

 ホテルに着くと、夕方になっていて、またひときわ夕暮れが美しかった。暗さの中にも夕焼けはあって、それが何とも切ない色だった。
 夕食はシティホテルに近いレストランで、ビールとパスタ、ピザやポテトなどをいただき、明日のロバニエミ観光を夢見て眠ることにする。


12月27日(水) 曇り

 昨夜早く眠ったので、今朝は早く目が覚め、7時頃には朝食を済ませた。今日の観光は2つ。まず1つ目はサンタクロース村の見学をした。タクシーを頼んで、雪の平原を走ってサンタの村へ着く。
 途中の針葉樹林を抜けて行く眺めは、まるでガラスの林のように美しかった。
 


 タクシーでラップランドを走る



ガラスのように綺麗な樹木

 サンタクロースのおじさんと一緒に写真を撮ったり、トナカイを見たりして楽しんだ。そしてトナカイの角を記念に買った。

         

 サンタクロース村の標識

  本物のサンタクロース?がいた

 世界各地から観光客が来ていて、ここがそんなにも有名なところなのかと改めて感心したりもした。



     トナカイも寒そうだった

 


 

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