玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った600部余りの経典を翻訳し、収めたという大雁塔にも行った。最初三蔵法師が建てた土の塔は倒れたので、則天武后の時代に10層に建て替えられたが、ふたたび戦火に遭って、現在、7層で74mの高さになったという。
やや傾いていると言われるが、その端正な姿は見事と言うしかない。




玄奘三蔵法師が経典を収めたという大雁塔(拡大)



大雁塔のまえの阿弥陀仏も見事だった(拡大)

 

 塔に入って、6階まで登り、周りの風景を楽しんだ。西安の町は緑が多い。中国では道路にすべて並木を植えるという決まりになっているので、どんなに建物が密集しても、緑の並木が続くというわけだ。




緑の木々が多い西安の町(拡大)


 最後の見学は空海が修行した青龍寺だった。その空海を記念して空海記念堂が建てられていた。空海の筆跡や、唐に渡った当時の様子を描いた絵が印象に残った。


空海が修行した青龍寺の塔(拡大)

 



青龍寺のそばに建てられている空海記念堂(拡大)

 




弘法大師空海上人像が鎮座まします記念堂(拡大)

 




空海のいろはにほへとの筆跡(拡大)

 


 空海記念堂を後にして、暮色に染まる西安の町をホテルへと帰ってきた。今夜は唐楽宮で宮廷料理を食べながらの、ディナーショー見物があり、それで中国の旅が終わりとなる。これから日記を書き終えたら、ドレスアップして出かけ、夜は遅くなるので、日記もこれで終わりになる。

 



暮色の町をパトカーについて鐘楼に向かって走る(拡大)

 


 
陝西舞踊団による民族舞踊は素晴らしかった(拡大)



 明日8月25日(木)は5:30にホテルを出て、西安空港8:30発の岡山空港行きのチャーター便で帰る。無事を祈る! 




 

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