オロモウツから2時間ほどでブルノへ着き、ボロネーズというホテルに泊まった。そしてこの日はブルノの観光はなしで、再びバスに乗り、スロベキアの首都ブラチスラバへ向かう。スロバキアという国はサッカーの国際大会で名前を聞くくらいで、ほとんど何も知らない国だ。その国の首都ブラチスラバだけの観光が組まれている。ブラチスラバはドナウ川に面して栄えた街で、清楚なブラチスラバ城や歴代のハンガリー王の戴冠式が行われた聖マルティン大聖堂などが観光の目玉だ。
そのほか、フラヴネー広場をとりまく旧市庁舎や日本大使館などの建物が印象に残った。
街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。