午前中でプラハの観光を終え、バスに乗って、ポーランドとの国境を越えてヤヴォルというところまで約200kmも走る。途中結構山がちな所があって、ちょっとした山脈を越えるようだ。別荘があったり、スキー場もあって、かつて共産圏であったと言っても、それなりに発展は続けていたことが分かる。

 

チェコ側の山の中には別荘があった(拡大)
ポーランド側に流れる谷は泥炭のため水が茶色い(拡大)

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ポーランドもライ麦畑の広がる平原の国だ(拡大)
世界遺産ヤヴォル平和教会は世界一の木造教会だ(拡大)
 ポーランドに入ると、世界遺産のヤヴォル平和教会に寄った。ヤヴォル教会は、プラハで始まった30年戦争の後、わずかに建築が許可されたプロテスタントの教会3つのうちの一つで、今までになかった教会の形で、釘を使わず、木造にしなければならないという条件のもとに建てられた。権威のない形で、壊れやすく、燃えやすいものを許可したというわけだが、これがかえってすばらしい木造建築を生んだというわけだ。

すべてが木造のヤヴォル平和教会の内部(拡大)

正面のキリストの誕生の彫刻(拡大)

 

 

 街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。

ブロツワフへ着くと夕食前に旧市場広場の街並みに歓声をあげた(拡大)
ブロツワフへ向かって農業地帯を走る(拡大)