今日も気温が低く、前回のこの同じツアーで、「暑くて眠れない。」とか「暑いから降りないでバスで待っている。」とかいうお客さんがいて困った、というのを聞いて、今回、寒いくらいでちょうどよかったと幸運を喜んだ。
今日の観光はプラハ城から始まる。いつも思うのだが、観光バスは見学のために必ずその対象の近くまで行き、バスを降りる。すると、あまりに近づき過ぎて、その建物とかの全体像は見えない。門とか、塔とか、建物の一部しかカメラには入らない。プラハ城も、全体の姿はカレル橋を渡るとき初めて見ることができた。すばらしい美しさだ。あまりにも綺麗な建物ばかりで、言葉を失う。
街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。