カイロでは乗り継ぎまで相当時間があって、やや持て余した。乗り換えてからはウィーンまで3時間足らずで着いた。 

 早速バスに乗換え観光に向かう。最初はベルベデーレ宮殿だった。左右対称と薄緑の色彩が、まるで模型のような美しさを放っていた。裏に回ると、これまたすばらしい眺望で、うっとりと眺めてしまった。

 

乗換はエジプト航空の今度は小型機だった(拡大)
早速バスで高速を走る(拡大)

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 あまりの美しさにため息をつきながらバスに乗り込むと、次はシェーンブルン宮殿に着いた。これまた息を呑む美しさで、そのスケールの大きさにびっくりする。ベルサイユ宮殿やエカテリーナ宮殿に似ていて、これらの建設当時、権威を示す一つの形だったのだろうと推測しながら、あきれた。部屋の数が1400室というのには驚くばかりだ。
このバスで7日間長距離を走る(拡大)
ヴェルヴェデーレ宮殿のすばらしい姿(拡大)

シェーンブルン宮殿はカメラに入らないスケールだ(拡大)

正面のキリストの誕生の彫刻(拡大)

 

 

ヴェルヴェデーレ宮殿の裏の庭園から(拡大)
ウィーンのオペラハウス(拡大)
シェーンブルン宮殿の庭園も驚くばかりの広さだ(拡大)
人々の姿から王宮の正門の大きさが分かる(拡大)

 今回のコースは、ウィーンにはあまり重きを置かない方針で、ウィーンの王宮も観光予定にはいっていなかったが、時間があったので、王宮の前をバスで走りながら見学した。13世紀から600年もの間、ハプスブルグ家が居城としてきた王宮だけにその偉大さの片鱗が見えた。

 街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。

7月23日(金)