8月31日(金)


ロサンゼルス(ビバリーヒルズ・ハリウッド・グランドキャニオン・ディズニーランド)

 今日はまずウエスティンボナベンチャーホテルを7:20にバスで出て、ビバリーヒルズの高級住宅を眺めながら北へ走り、ハリウッドにある封切り映画館のあるチャイニーズシアターに立ち寄った。ここには劇場前の敷石に有名スター200人の、手形・足形・サインが刻まれていて、ハリウッドでは一番の人気がある場所。ゲーリークーパーからマイケルジャクソンまで、知っている人の名前ばかりだ。ソフィアローレンのはサインが大きくてよく分かった。




ソフィアローレンの手形に手を合わせる辰子(拡大)

 それから今日は1日で、アメリカ人が死ぬまでに必ず見たいという3名所、ナイアガラ・グランドキャニオン・ディズニーランドの2カ所を見ることになる。ナイアガラはもう見てきたので、実は全部見ることになるのだ。何か誇らしい気持ちにもなったが、こんな雄大な旅行ができることを感謝しなければと思った。
 まずはグランドキャニオンへ!
 ハリウッドを後にしてバーバンス空港まで行き、そこから10人乗りという本当に小さい、操縦席の機長と並んで座るような小型飛行機に乗って、2時間ほど砂漠の上を飛んで、グランドキャニオンに着く。




グランドキャニオンへ飛ぶ10人乗り小型機(拡大)


 その間、山や砂漠や、道路などさまざまな地形が眺められ、2時間の飛行コースもそう長くは感じなかった。また、飛行機の揺れが怖いと聞いていたが、今日はそれほどでもなく助かった。
 グランドキャニオンは本当に壮大だった。絶景だった。圧倒された。今でもあの広々とした果てしない荒野、また深々と刻まれた垂直の断崖が、瞼に焼き付いている。3カ所ある展望台を次々に回って眺めたが、1千万年もかかって風雨に侵食された姿に感動せずにはいられなかった。広いところでは谷の幅が29 km もあり、谷の深さは1,500 m もある。ビデオも写真もいっぱい撮ったが、この風景は、カメラを通すと迫力を無くしてしまいそうだ。見ている内に夕立が来た。砂漠のようでもこの地形のせいで、日に一度は小豆のような大粒の雨が降る。時々刻々と変化する景観は、いつまで見ていても飽きないが、一人の滞在時間が3時間までと制限されていて、これも、この景観を守るためだということなので、やむをえず、後ろ髪を引かれる思いで、グランドキャニオンを後にする。




グランドキャニオンとコロラド川(左下)(拡大)


グランドキャニオンはさまざまな顔を見せる(拡大)
  


観光客は崖の上から景観を楽しむ(拡大)


カメラマン気分の辰子

 ロサンゼルスに帰ると、急いで夕食を済ませ、車をチャーターして、ディズニーランドへ出かけた。夜になってしまったが、時間がないので仕方がない。もともと遊園地などはあまり好みではないが、ここまで来て、本場のディズニーランドを見ずに帰るのはもったいないということになり、特別に追加オプションとして組んでもらったのだ。
 

 


 

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