ドバイ空港にAM5:00過ぎに着く。早速朝食を摂るためにホテルへ。ドバイは乗換のために降りたのだが、時間があるということで、市内観光のサービスをしてくれた。
まず、世界一高いビルである、ブルジュ・ハリファを見に行った。細いけれど本当に高い。160階建てで、尖塔の高さは828mもある。
次はバージュ・アブ・アラブという七つ星のビーチサイドホテルを見にいった。ビーチに突き刺さっている感じで、豪華ではあるが、中国人がヘリコプターで乗り付けるというのを聴いて、あまりいい気はしなかった。
ドバイでは京都出身といううら若き女性のガイドが案内をしてくれた。金曜日がイスラムの男性には大切な礼拝の日であること。そして、例のイスラムの五つの掟も説明してくれた。
@アラーの神を崇める。A一日5回の礼拝をする。B断食(ラマダン)をする。C喜捨をする。(貧しい人に寄付する)D一生に一度はメッカに巡礼をする、というものだ。
ところで、ドバイは比較的南に位置するので、暑かった。気温は27度。上着を着ていたが、邪魔になる感じだった。
街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。
3月26日(土)
ドバイのエミレイツ航空は100項目ものチェックで、世界一のレベルだという。確かに設備もサービスも良いと思ったが、乗り換えたイスタンブール行きの飛行機では、家族(家内と孫)の座席と遠くはなれてしまっていて、話が出来ないので少々不便だった。関空の係員がもう少しがんばってくれたら・・・と思ったりもしたが、考えてみると、早く搭乗手続きをしなかった自分たちの責任なのだ。
ドバイを昼前に発って、午後2時頃イスタンブールに着いた。このツアーコースの本来の予定では、トルコでの1日目をイスタンブールで観光し、宿泊する予定だったが、予定の宿舎が政治的な会議のために利用できなくなり、素通りして首都のアンカラへ向かった。バスで450kmも走るので、休憩と昼食を含めて6時間はかかる。
トルコ人の現地ガイドは日本語がぺらぺら。とはいうもののちょっと発音が違う言葉もあった。そんなところもある意味で楽しみなことなので、決して苦にはならない。
トルコでは水道の水は飲めないことや、トイレが有料の事が多いこと。50クルシュか1トルコリラを払うことなどを説明してくれた。ちなみに1トルコリラが55円あまりになる。