7月29日(土) 晴れ マドリッド
今日は比較的ゆっくりできた日だった。朝、気に入ったカフェテリアに行き、タコ、鰯、ムール貝の料理を食べた。豪華な朝食だった。
ムール貝が美味しかった
そのあと、期待していたプラド美術館に入った。絵画は宗教画や、肖像画が多かった。
やはりゴヤの絵が多かったが、ルーブル美術館などに比べて、なじみある絵が少なくて、余り感動しなかった。
裸のマハの前に立つ
その後ショッピングに出かけ、辰子の靴とキーホルダー、私のシャツと半ズボンを買った。
昼食は食べたいと思っていたイカの黒スミのご飯を食べてみた。どれもひと味足りない気がする。味という点では、日本食は最高だとつくづく思う。
イカスミのご飯はまさに真っ黒だ
昨日大変な強行軍で疲れていて、どこでも座り込みたくなるような状態だったので、今日はひとまず宿に帰り、シェスタをとった。3時ごろから6時ごろまで眠り、夕方まだ煌々と太陽が照る中、買い物に出た。宿の近くのデパートで、土産物と夕食の材料を買った。食材は本当に豊富で、野菜類は数知れず、シーフードも色とりどり、ハム、ソーセージ、缶詰、チーズ、チョコ、ワインetc。品数の多さに目を見張るほどだ。
辰子の友だちへの土産と、イカのフライ、鱈の卵、パエリアを買って帰る。ワインを飲み、テレビのサッカーを見ながら夕食を済ます。明日は10:45にマドリッドを発つ。長い旅だった。ハプニングもあった。
闘牛を見ることができなかったのが残念だったが、まずまず成功の旅だった。無事8月1日に津山に着くように、もう少し気を引き締めて旅を続けたい。
7月30日(日)〜 8月1日(火) 晴れ
マドリッド空港→パリ・ドゴール空港→シンガポール空港→関西国際空港
朝、比較的余裕をもって準備して、カウンターで残り2日分の宿賃を14,000pts支払い、タクシー乗り場へ行って、マドリッド空港へと走る。タクシードライバーもいろいろで、今回は料金の内訳の説明までしてくれた。
シンガポール行きのリコンファームはうまくいっていて、簡単にチケットの交付を受けた。
帰りはリュックサックも預けて、身軽になった。シンガポール航空機はその大きな機体を朝日に輝かせて、昼を飛び、夕暮れを飛び、夜を飛んだ。その間、朝食、昼食、夕食と3度機内食をいただいた。うつらうつらしたり、映画「ターザン」を見たりして過ごす。
シンガポール航空機でマドリッドを後にする
31日の9:00ごろシンガポールに着き、トランジットホールで、まず朝の身繕いをし、昼間は、シンガポールの市内観光で時間を潰して、夜11:00にシンガポールを発って関西国際空港へ向かう。およそ6時間ほどで、日本時間の8月1日の朝7:45に関空に着いた。
何よりも無事帰り着くことができたことを感謝したい。 (完)