「しくらめん」２号（昭和54年度）より
「友」入選 友だちを連れ来て吾子はかしこまり
「緑」入選 棄ておいたさつき緑の中で咲き
「夢」佳吟 夢だけは心に秘めて野を走る
「ノート」入選 先輩のノート間に合う教科あり
「ノート」地位 頭には入れぬがノートに書いてあり
「風」入選 風吹けば風に逆らう群あきつ
「風」地位 風花に包まれ故郷へ心急く
「即売会」入選 売り切れるものほど列が長くなり
「即売会」佳吟 要らぬもの買って帰った即売会
「舞台」入選 舞台踏むまでの苦労を客知らず
「舞台」入選 喜劇ほど深刻になる舞台裏
「舞台」入選 裏方の苦労がわかる晴れ舞台
「米」佳吟 日本人粘りの秘訣は米にあり
「計画」入選 計画が巧くできれば雨が降り
「計画」入選 果たせぬと知りつつ立てる練習表
「計画」佳吟 計画にその人柄が見えている