漓江下りはすばらしかった。今まで本当に見たこともない水墨画のような世界が、目の前いっぱいに広がって、しかもどこまでも続く。


漓江下りの船に乗り込む

 空は快晴となり、適度に霞がかかって、幻想的な雰囲気を盛り上げていた。まさに墨の濃淡でできあがっているような世界を目の当たりにして、中国に来ているという実感を味わった。


上流の風景もすばらしい

 そのうえ、川を下るという、おだやかでのんびりとした時の流れがうれしかった。
 前後する別の船には、欧米人たちのグループも多く、互いに手を振りあって、「ブラボー!」と叫んで、この絶景を喜び合った。

互いに絶景を喜び合う 




絶景とはまさにこのことだ

 昼食の鶏と草魚のフライが、空腹だったということもあったが、とても美味しかった。


船は大切な交通手段だ

 川の水は信じられないほど綺麗に澄んでいるし、川面を吹く風がとてもさわやかで、心が洗われるようだった。


水がとても綺麗で川底の石がはっきり見える

 水牛がのんびりと川底の水草を食べているのも、目新しい風景だった。まさに自然のまっただ中という感じだった。



筏で漁をしている人もいる




美しい風景は次々と広がる




終点の桂林に着く


 


 

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