まず最初は例の「潮吹き穴」だった。ここの潮吹きは本格的で、見栄えがあった。その一帯が公園になっていて、野生の鶏が闊歩していた。飼育していたものがハリケーンで流されて野生化したのだそうで、島中どこにでもいる。ハイビスカスやブーゲンビリアの花もきれいだった。
10月21日(火)
さらにバスを走らせると、道路沿いに赤い絶壁が見えてきた。ハナペペという渓谷だ。まさに赤くなった岩の色だ。深い谷が浸食の歴史を示している。しかしさらにバスを進めてたどり着いた渓谷、ワイメア渓谷は圧巻だった。同行の人の中にはすぐにグランドキャニオンの方がすごいわ、などとと言う人がいたが、比べたりしてはいけない。この場所のこの眺めがすばらしいのだ。野生の山羊も見えるということだったが、見つけられなかった。