カウアイ島は古い島だ。山がごつごつしている。ハワイ島のあの溶岩が流れたばかりのなだらかな島影と違って、浸食が進んだ赤茶けた島だ。目覚めてデッキに出たとき、その威容を見せる山のシルエットに驚嘆した。その風景を眺めながらいつものとおりバイキングの朝食をとった。
10月23日(木)
カウアイ島は古い島だ(拡大)
朝食はいつものデッキでバイキング(拡大)

 

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珍しいユーカリの並木があった(拡大)
平屋だった家が流されて3階になった(拡大)
10月21日(火)
 カウアイ島での1日目はバスで島巡り。かつてサトウキビ畑だったあれた草原を走り、かつてオーストラリアから贈られたというユーカリの木の並木を抜けて、バスは走る。海岸線を走っていて、ハリケーンのおかげで大きくなった家を見た。保険金で建て替えるので前より大きくなる。しかし必ず同じ場所に建てなければならない。現実は厳しい。道路脇の土は赤茶けている。ガードレールまで赤い。島が古いということは岩石の中の鉄分が酸化して赤くなるということ。まるでベンガラのようだ。