路面電車が縦横に走っているのもヘルシンキの名物だ。バスターミナルについたのでバスを降りると、今日宿泊するソコスホテルバークナーはすぐ目の前だった。とても大きなホテルで、チェックインを済ませ、部屋に入ると、シルッカやロバニエミのホテルと違って広くて豪華なので、都会に来たのだと実感した。
 ひとまず荷物をおいて、目的の一つとしていたバルト3国の一つであるエストニアのタリンという街にフェリーで行ってみようと相談していたので、港に向かって出発した。


ヘルシンキは整然とした古風な街だ


 街を歩いて美しいクリスマスストリートを抜けて、港まで行ったが、その時点では午後6:00の船しか乗れなくて、それでは帰りの船がないということで、断念せざるを得なかった。



港にはスウェーデン行きの巨大なフェリーが停っていた


 
 港のマーケットには鮭やニシンが並んでいた

 帰りは子供たちと分かれて、港のあたりを散策し、スウェーデン行きの巨大豪華船の写 真を撮ったりしたあと、ヘルシンキ駅に立ち寄り、異国情緒あふれる待合室や列車を眺めて帰った。
 疲れたのでベッドに横になったら、なんと翌日の4時まで12時間眠ってしまった。 

 

     
12月29日(金) 30日(土) 晴れ

 今日は午前中フリーなので、朝食後、子供たちとは別行動で、辰子と二人、巨大人物像4体が灯りを捧げるユニークなヘルシンキ中央駅を写 真に収めたり、ヨーロッパで一番古いというストックマンデパートでウインドーショッピングをしたり、クリスマスのイルミネーションが美しい街路を散歩したりして楽しんだ。

 

ヘルシンキ中央駅の人物像 


イルミネーションが綺麗な街並み

 それから、昨日も行った元老院とかいうロシア占領時代の公館を撮ったりして、一旦ソコスホテルバークナに帰り、子供たちと荷物をフロントに預け、チェックアウトを済ませて、午前中の散歩の途中に見つけておいた中華料理店まで再び歩き、いささか脂っぽい中華料理をいただいた。

 元老院はロシア時代の雰囲気を残している

 ホテルに帰り、荷物を持って帰途につく。バスターミナルからヘルシンキ空港までバスに乗り、再びあのホワイトツリーの中を走る。
空港では免税店で土産のウオッカなどを買い、関西国際空港行きのAY916便に乗り込んだ。短い夜が明けると30日の朝日本に着く。
                       (完)
 

 


 

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