それから延々海岸線を北に向かって走り続けた。道路は一本道なので、迷うことなく文字通
り北の端ノースショアに着いた。あのサファーだった若い頃、サーフィンの雑誌を見てあこがれていたサンセットビーチで、本格的なサーファーがかなり大きな波に乗っているのを見て、感動した。サンセットビーチの砂の上に立てるなんて、あの頃思いもしなかった。記念に少しの砂を袋に入れて持ち帰った。
サンセットビーチの波はすばらしい
サーファーの技もすごい
サンセットビーチでは時間はゆっくりと流れている
さらに海辺を走り、やがて内陸の道へ乗り換えて島の中央を南へ下る。島とは思えない広々としたパイナップル畑や、サトウキビ畑に驚いた。まるでアメリカそのものだ。道路も広く走りやすい。
果てしなく続くパイナップル畑
海辺を北へ走った遠さに比べて、帰りの南への道のりは早かった。ホノルルをそのまま通
過して、再びハナウマ湾へ向かう。どうしても、ハナウマ湾でのシュノーケリングがしたいという辰子の、きっともう駐車場が空いているからという予測が見事当たって、ハナウマ湾に入ることができた。
早速海に入り、シュノーケリングで綺麗な海の中を見ながら泳ぐ。ダイビングで見たより大きい魚までいて、シュノーケリングの名所として面
目躍如といったところだった。世界各国からの観光客が多く、まさに世界の観光地と言える。
ハナウマ湾でのシュノーケリングは最高だ
それからワイキキを目指して帰る。車を返してしまうまでは気を抜いてはいけないと緊張して走る。街の中ではやはり道に迷って、少し遠回りしたものの、無事レンタカーを返却し、保険料とガソリン代を44$あまり払って、やれやれと一息つく。
ハナウマ湾も暮色が迫ると人影が減る
夕食はドライブから帰ったら行こうと決めていたイタリアンレストランのパスタとシーフードの店で、少々奮発して、白ワイン1本と豪華なコース料理で、島巡りの無事を祝った。
安全運転で無事島巡りを終えホッとする
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