世界旅日記 5

ファミリー編 その1


カナダ

ウイスラー・ブラッコム&バンクーバー 9日間

1994.12.21〜12.29



     

小 松  徹






まえがき


「世界旅日記 5 カナダ ウイスラー・ブラッコム&バンクーバー 9日間」は、私たち家族が4人揃ってということでは初めての、海外旅行をしたときの記録です。
 この時、長男の義貴が大学3年、次男の康二が中学3年で、なんとかみんな揃って休みが取れるというので、スキー狂の私の熱望で、「カナダにスキーに行く」という夢が、実現したわけです。
 20年もスキーの国体選手をやってきて、日本のスキー場はだいたい回ってしまった私にとって、ぜひ一度、世界の有名なスキー場へ行って、滑ってみたいというのが夢でした。妻の辰子も子供たちも、みんなスキーが好きなので、この夢の実現に協力してくれたのでした。
 この旅は、成田からシアトル経由でバンクーバーへ行き、そこからバスでウィスラーに入り、4日間スキーを楽しんだ後、バンクーバーに帰り、2日間のんびり過ごして帰国するというものでした。
 ウィスラーとブラッコムのスキー場のスケールの大きさに舌を巻き、世界中のスキーヤーで賑わうウィスラーの町の雰囲気に圧倒されながらも、スキー場では思い切り滑りまくり、夜は世界各国の料理を食べ歩き、最高の冬のリゾートを楽しんだ旅でした。 
 1994年の12月21日に出発し、12月29日に帰ってきました。その9日間の旅の様子と感想を日記としてまとめたものです。  


              


 表紙の写真 : 夕映えが美しいウィスラーの山と町






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