今回の旅行は中央ヨーロッパ(オーストリア・チェコ・ポーランド・スロヴァキア・ハンガリー)を巡る9日間だった。ヨーロッパとはいえ、どちらかというとあまりなじみのない国々だった。ところが観光都市を中心に周ってみて、街の姿とそこに暮らす人々の明るさや派手さが、想像を遙かに超えていてすばらしいと思った。大平原の広がり、大都市のざわめき、歴史的な美しい建物、誇らしげな人々の歩み、そして負の遺産アウシュヴィッツの恐怖、これらは、間違いなく、私たちの中央ヨーロッパに対するイメージを大きく変えてくれたように思う。  〔完〕

 


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正面のキリストの誕生の彫刻(拡大)

 

 

 街に下りると、ガウディーゆかりのカサ・パトリョやカサ・ミラを車窓から見て、そのあとかの有名なサグラダ・ファミりアを見学した。奇妙な形をした建物だと思っていたが、ガウディーが建て続けて、彼が亡くなった後も連綿と建設が続けられている、「聖家族」という教会だと知って、急に親しみがわいた。