免税店に寄って、土産物などを買った後、昼食を食べて、ホテルニッコーダーリングハーバーにチェックインし、少し休憩した。
 午後はダーリングハーバーへの散策を楽しんだ。土曜日とあって、人出が多く、オーストラリア人の大作りなのには圧倒された。日本人から見ると同じ人間とは思えない。背が高いだけでなく、腕も足も丸太のように厳つい。
 シドニー水族館にも入ったが、トンネルをくぐっていると、頭の上を大きなサメが泳いでいて、一瞬ドキッとさせられた。

 




トンネル式の水族館でサメを見る(拡大)

 大陸の国だけあって、何となくおおらかな感じだ。お金持ちも多くて、余裕があるそうだ。ヨットハーバーにも、所狭しとヨットやクルーザーが犇めいていた。




ヨットハーバーの無数のヨットが裕福さを象徴している(拡大)

 ユダヤ人はお金儲けが得意だと言われているが、高級商業地は、第二次世界大戦の時、この辺りに爆弾が落ちるという噂が広がり、住民たちが他の土地に移っていった後、この地を買い占めたのがユダヤ人だったそうで、しかもその噂を流したのが、その土地を買ったユダヤ人たちだったというのだから、感心してしまう。




ユダヤ人街は高級商業地

 信号で止まった車に近づいて来るのは子供のアルバイトで、フロントガラスを拭いてもいいかと尋ねている。



子供のアルバイトが珍しい(拡大)

 拭いてもらうと、金額は決まっていないが、いくらかのお金をはらうことになる。



シドニーのシンボル・オペラハウス(拡大) 

                                                           



 夜は楽しみにしていたオプショナルツアーのシドニー湾クルーズ&ディナーショーに加わり、日本人の多いショーボートで狭苦しく座って、ディナーを楽しんだ。ショーは素晴らしく、ダンスと歌で盛り上がったが、同じような出し物が多く、仕舞には少し退屈した。

 夜景も、ニューヨークのマンハッタンクルーズを思い出し、あの華麗さにはとうてい及ばないと思った。




ハイドパーク博物館は華麗な姿を見せていた(拡大)


シドニーも大都市の風格がある(拡大) 


11:00 少し前にホテルに帰り、康二に手紙を書いた後、これから眠る。

 


 

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