世界旅日記 17
スキー・ツアー編(2)

ゆったり楽しむ
ツェルマット 10日間
2000.12.22〜2001.1.1



小 松  徹




             まえがき

 ツェルマットの町とマッターホルンは中学生の頃からの私のあこがれの地だった。今、50歳後半を迎えて、この地に旅をすることになろうとは思ってもみないことだった。それが、「今年はスキーに行ってもいい。」と言った妻の言葉がきっかけで、「行けるならここしかない。」と、ためらうことなく決めた。
 それから改めてウインパーの「アルプス登攀記」を読み返したり、地図やインターネットで情報を集めたりして、まるで少年のようにはしゃいで準備をした。
 そして年末の休みが取れるとその前日の夜に出発した。それからジュネーブに1泊、ツェルマット6泊、ベルン1泊という夢のような世界を楽しむことができた。
 何と言っても4,000m級の山々やマッターホルンを見ながら、パウダースノーを滑る快感は忘れられない。その素晴らしさと感想をここに紹介できれば幸せである。






表紙の写真 : ツェルマットの町から見上げるマッターホルンの雄姿




  次のページへ  INDEXpageへ