観光3日目

 サンクトペテルブルクのプリバルティスカヤというホテルで目を覚ますと、すでにロシア晴れの空が広がっていた。この日ははじめバスで郊外をかなり走って、ピョートル大帝の夏の宮殿の観光から始まった。フィンランド湾に面してヴェルサイユ宮殿にも劣らない規模と豪華さを誇る宮殿だ。庭園の噴水も見事だった。

 午後はエカテリーナ宮殿の観光をした。金箔ずくめの無数の部屋と贅を尽くした調度品など、見所はつきなかった。さらに夜特別にお願いして時間をもらい、ネバ川を高速艇でクルージングした。運河に沿って連なるビルのたたずまいは、サンクトペテルブルクならではのものだと思った。

 

 

エカテリーナ宮殿の入口で入場を待つ人々