世界旅日記 10
ツアー編 その7

インド

インド世界遺産紀行 5日間

1998.6.25〜6.29




小 松  徹






             まえがき

 

 インドという国には以前から強い魅力を感じていた。そこには人と神とが共存し、天国とともに地獄があり、富める者と貧しき者と、そして多くの歴史的遺産がある。人々はひしめき合って暮らしており、人間の生きる原点がある。一度は訪ねてみたいと思っていたが、運良くゴールデントライアングルと言われている、デリー、ジャイプール、アグラを回る旅があると知り、参加することにした。どんな国よりもエキゾチックな魅力を持つインドへの心ときめく旅は、短い期間ではあったけれど、満ち足りたものだった。そこで見た人々の素朴な生き方と、偉大な遺跡について、ほんのちょっと紹介したい。    
   

                   



表紙の写真 : タージマハルの端正な姿

 


 

    次のページへ       前のページへ       INDEXpageへ