3月24日(金) 晴れ
今朝だけは出発時間に制約がなかったので、少しゆっくりして、シェラトンホテルの30階のレストランにバイキングの朝食をとりに行った。6:30きっかりに一番乗りで、昨夜外からよく見えたエレベーターに乗って、一気に30階へ上ると、ダイアモンドヘッドが目の前にあり、ワイキキのビーチが眼下に広がり、サーファー達が朝の心地よい風の中で、サーフィンに興じていた。小さいながらも調ったうねりが、ワイキキビーチで高まり砕ける。その波の中で、若者達が戯れている姿に、30年ほど前、自分もサーフィンに夢中になっていたのを思い出し、かすかにときめくものがあった。
サーフィンの思い出に浸りながら、野菜をたっぷりの朝食をゆっくりといただいた。
ダイアモンドヘッドとワイキキビーチを眺めながらの朝食
今日は私たちにとっては冒険といってもいい、レンタカーによるオアフ島の島巡りに挑戦する。シェラトンホテルから帰り、装備を調えて、歩いて1km
ほどの所にある AVIS というレンタカーのオフィスに行く。手続きは簡単に済み、いよいよ出発する。
日本で予約していたので、車種は会社任せにしていたらごく普通のセダンだった。とにかく外国での運転ということで不安があったので、車種にこだわっている余裕はない。与えられた車に乗り、道路に出る。
ここでは車は右側通行なので、そのことに一番とまどう。左ハンドルには、自分の車が外車なので馴れてはいるが、右側を走るのは初めてだから、左折するときにあらかじめ左車線に移るタイミングに苦労した。それでも少し走っているうちにだんだん馴れてきて、ダイアモンドヘッドの下を回る頃には、快適なドライブをしているという感じになってきた。
どこにでも車を停められるし、見たい風景をいつまででも見ていられるし、レンタカーを借りてよかったとつくづく思った。
オアフ島の東側から海岸線を回り、ノースショアへ出て、島の中央をワイキキに帰ってくるコースを選んだので、まず、朝日の中をワイキキからダイアモンドヘッドの下を抜け、まず、ハナウマ湾を目指した。
ところがハナウマ湾は朝10:00ごろなのに、もう駐車場が一杯で、入れてもらえなかった。楽しみにしていた所なので残念だったが、仕方なく通
り過ぎて、その代わりいくつかの浜辺で車を停め、砂浜に出て海を眺めたり、珍しい幼年期の山肌を眺めたりした。
男性的な波の荒いハナウマ湾の東側の海岸
海岸線は豊かな自然が残っている
この日のレンタカーと辰子
アメリカの象徴リンカーンも停まっていた
幼年期の山肌は細かいひだ状に浸食が始まっている
次のページへ 前のページへ トップページへ INDEXpageへ