7月25日(水)
午前中の1本目の「HAD SUN」へは新米のインストラクターのDenis(デニス)のリードで潜った。私たち家族3人だけのグループで、ドリフトダイブだったが、多くの魚を見ることができた。
特にドロップ(崖)の下の底知れない青さの中に、黄色のハナダイが群らがっている美しさは印象的だった。また、パープルフィッシュの際だった青色が綺麗だった。
ところが私の酸素ボンベの残圧が50を切ったのに、安全停止の位置が分からず、とうとう25になった頃にDenisがパイロットの非常用の浮きをあげたところ、ロープがほどけていて浮きだけ流れ出してしまい、私たちもそれについて流れて行かなくてはならなくなって、ちょっと不安がよぎったが、海面
は5mくらい上に見えていたので、いざとなればすぐ浮き上がれるからそれほど危険とは思わなかった。
やっと船が気づいて迎えに来てくれて上船。残圧は10程度になっていた。他のグループこそいい迷惑で、かなり上流の予定の位
置に浮かび上がって船を待っていた。
午後の2本目は、1本目の失敗から多のグループと合流して潜ったので、大勢のダイバーの後からついていく形になり、魚たちは逃げてしまっていて余り魚影は濃くなかった。しかし、私たち2人のダイブはこれで無事終わったので、部屋に帰って辰子とビールで乾杯した。