今日は再びウィスラーへ出かけた。そして、ゴンドラとリフトを乗り継いで一番高いところまで登った。さすがに標高2,100mを超えていて、吹雪いていた。-9゜Cという寒さにも少々怖じけづいて少し下のバーンまで降りてきて、存分に滑った。義貴はスピードに乗ったターンができるようになったし、康二はパラレルターンがきちんとできるようになった。辰子はパラレルターンに安定性が出てきて、かっこよく滑りだした。私は態とデコボコのコースを選んで、四苦八苦しながら滑って楽しんだ。

 辰子の後ろ姿


 果敢に急斜面に挑む義貴



康二も急斜面に馴れてきた

 夕方からかなり雪が降りだした。深雪の滑りもしたかったが、今日でスキーも終わりだ。なんといってもみんな無事で楽しく滑ることができ、ずいぶん上達したので言うことはない。
 夜は泊まっているビレッジインのTHE KEGでステーキ&サラダ三昧に十分満足した。明日はもうウィスラーを出発だ。


12月26日(月) 晴れ

 朝起きてみると、予想通り、街にも新雪が積もっていて、しかも、雪は止んでいた。辰子も勧めてくれたので、深雪を楽しみに、9時すぎまでに戻るつもりで、予定外のスキーに私一人で出かける。
 ウィスラーのゴンドラを8時すぎから待っていたら、8:25には乗せてくれた。現地の若者と一緒にゴンドラに乗る。ヒャッホー、Big X'mas present ! と叫ぶ。そのとおり、街にかかっていた霧は、中腹から上は晴れていて、ブラッコムの峰が朝日に映えていたのだ。
Have a nice day ! 思わず心の中でつぶやいた。頭の中では深雪にみごとなシュプールを描く自分の滑りをイメージしながら・・・。
 しかし、現実は厳しかった。新雪が深すぎて、それに雪質も重すぎて、ターンが思うようにできなかった。
 それでも、圧雪車が踏み残した新雪に、自分のシュプールを残した。
 大急ぎで下ってきて、9:15のバスにスキーの装備のままで乗り込み、間に合った。
 ウィスラーからバンクーバーへのバスは、いかにもカナダらしい針葉樹林の中を縫って走った。


 
バスは針葉樹林の中を走る

 湖も山も美しかった。
 バンクーバーに着くと、サンフランシスコに似た街の、THE LANDISというホテルに入る。そのあと街を散策して、買い物をした。



曇り空のバンクーバーに入る



 このホテルには、トレーニングジムがあって、少しだけウェートトレーニングをして、筋肉に刺激をやれたのもよかった。
 子供たち二人で、夜映画を見に出かけ、帰るのが遅くなって、心配していたら、ついでに散髪もしたといって、12:55になって帰ってきて、ほっとした。
 

12月27日(火) 雨

 昨夜から引き続いて雨が降った。バンクーバーは、冬は雨が多いらしい。ゆっくり朝の食事をしてから、昨日下見をしておいた、バンクーバーホテルに出かけ、一枚紛失した出国カードをもらい、その後、スタンレーパークという動物園や水族館のある公園まで、雨の中を歩いた。あまりにも広い公園は、雨に濡れて閑散としていた。
 


 

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